ソファの置き方おすすめパターン7選!配置時のチェックポイントも

新たにソファを購入しようと考えているものの、ソファをどう置いたらいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ソファの置き方を工夫することで、暮らしやすくコミュニケーションを取りやすいインテリアに仕上げることができます。

当記事では、ソファを置く前にチェックしておきたいポイント、置き方のパターン、および複数のソファを配置する際の置き方について解説します。おすすめのソファの置き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ソファを置く前にチェックすべき3つのポイント

ソファを置く際には、まず以下3つのポイントについてチェックしましょう。

・部屋の広さ

部屋に適したサイズのソファを選ぶためには、まずソファを置く部屋の広さをチェックします。部屋の広さに合っていないソファを選ぶと、部屋全体に圧迫感を引き起こす可能性があります。広さは、間取りや図面を用いて確認することが可能です。もし広さが足りない場合は、メジャーで計測して調べましょう。

・ソファのサイズ

ソファを設置した際のイメージを具体的にするためにも、ソファの奥行きと横幅のサイズは事前にチェックしておきましょう。

既にソファが家にある場合は、メジャーを用いて測定します。まだソファを購入していない場合は、ショップのスタッフに尋ねるか、公式サイトの商品ページで確認しましょう。ソファのサイズを測定する際は、カウチ部分の長さも調べておくと、より具体的にイメージしやすくなります。

・設置予定の付近にある家具のサイズ

テーブルや収納家具、テレビボードなど、ソファの設置場所付近に置く家具を洗い出し、それぞれのサイズをメジャーで測定しましょう。

ソファを設置する際は、付近にある家具との距離感にも気を使う必要があります。ソファと家具の距離が遠いとそれぞれの使い勝手が悪くなり、反対に極端に近いと狭苦しさを感じるためです。周りに置く家具のサイズをあらかじめ把握することで、部屋全体の使い勝手を良くすることができます。また、周りの家具とバランス良くソファを配置できるというメリットもあります。

 

2.ソファの置き方でおすすめのパターン4つ

ソファの置き方は、部屋のコーナーに合わせたり、窓や壁側に向ける形で設置して部屋の真ん中を空けたりするのがメジャーです。狭い部屋にソファを設置して部屋の雰囲気を変えたい場合は、色や素材、デザインに注目してソファを選ぶとよいでしょう。

他にも、部屋を美しく見せるソファの置き方はさまざまあります。以下では、ソファの置き方でおすすめのパターンを4つ解説します。自身の部屋に合っている置き方を見つける手伝いとなれば幸いです。

 

2-1.部屋のコーナーに合わせて置く

数ある置き方の中でもスタンダードなのが、部屋のコーナーに合わせて配置する方法です。コーナーに合わせるだけで完成するため、レイアウトを考えやすい点がメリットです。

大きなソファは置き場所に迷いやすいアイテムですが、コーナーであれば大きめサイズであってもすっきりと収めることができます。また、部屋の隅に置くため、生活動線を阻害する心配もありません。あまりスペースを取らない置き方のため、部屋の空間をより広く見せることにもつながります。さらに、壁に沿う形となるため、心理的な安心感を得やすい点もメリットです。

一方で、ソファを設置するコーナーに窓があると、窓やブラインドを開け閉めする動作に支障をきたす可能性があります。窓やブラインドへの影響については、ソファを窓から少し離した位置に設置することで解決できます。

 

2-2.壁や窓に向けて置く

見晴らしの良い部屋や外からの視線が気にならない部屋であれば、窓と向かい合う形で設置するのもおすすめです。

窓に向けて設置することで、開放感を味わいつつ、外の景色を眺めながらくつろげる空間を作れます。窓の外に緑がある場合は、自然を眺めることで心に安らぎを与える効果も期待できるでしょう。

近隣の視線が気になる場合は、壁に向けて設置するのがおすすめです。

 

2-3.部屋の真ん中に置く

ソファを部屋の真ん中に置くと、部屋の間切りとして活躍してくれます。

たとえば、リビングダイニングの部屋の場合、リビングとダイニング2つのスペースの間にソファを設置すると部屋の間切りになります。ダイニングとリビングの仕切りとしての役割を果たすだけでなく、それぞれの空間にメリハリが出るでしょう。

リビングにベッドを置いている場合は、ベッドとリビングの間にソファを置くことで、リビングスペースと寝室のスペースを分けることができます。

部屋の真ん中にソファを設置する場合、ソファの前後左右に通路を用意する必要が出てきます。生活しやすい部屋になるよう、人がよく通る場所は優先的に広めのスペースを確保するとよいでしょう。

 

2-4.部屋のフォーカルポイントに向けて置く

フォーカルポイントとは、部屋の中でお気に入りのものがある場所や、存在感のある場所のことです。リビングの場合、植物を飾っている場所や、季節に応じた置き物が飾られているスペース、額に入った写真や絵画のある壁などがフォーカルポイントの例として挙げられます。

フォーカルポイントに向けてソファを置くことで、フォーカルポイントを眺めながらゆったりと過ごせる空間を作れます。

 

3.複数のソファを置く場合におすすめのパターン3つ

複数のソファを1つの部屋に置く場合、置き方には「L字型」「U字型」「対面型」といった3つのパターンがあります。複数のソファを設置する場合、置き方は非常に重要となります。置き方によっては、部屋の雰囲気や使い勝手だけでなく、コミュニケーションにも影響を及ぼす場合があるためです。

以下からは、複数のソファの置き方について、3つのパターン別に詳しく解説します。それぞれのメリットを比較しつつ、どのタイプが合っているかを検討してみてください。

 

3-1.L字型

2つのソファをL字型に配置する置き方です。ソファをL字型に設置すると、相手と向き合うことがなくなるため、緊張を感じずリラックスして過ごせるようになります。家族や友人と気軽に談笑したい方におすすめです。

部屋のコーナーに沿わせる形で置けば、部屋のスペースを余分に取ることもなくコンパクトに配置できる点もメリットです。座面も適度に広いため、横たわってゆったりと過ごすのにも適しています。

ソファとソファの間となるコーナー部分にはデッドスペースができるため、小さなテーブルなどを設置するとスペースを有効に活用できます。

 

3-2.U字型

U字型はリビングテーブルを3方向から囲むように配置する置き方で、コの字型とも呼ばれます。U字型に配置すると、正面に来る座り方と隣に来る座り方の両方を実現できます。来客の際は対面で座って緊張感を持たせ、家族と座る際は隣に座ってゆったりと過ごすなど、状況によって自由に座り方を変えられる点が魅力です。

デメリットとしては、部屋の広さが十分でないと配置するのが難しい点が挙げられます。ただし、サイズ感が大きいゆえに座面の数も増えるため、より広々とくつろぐことも可能になります。大人数の友人を呼ぶことが多い方や、家族の多い家庭におすすめです。

 

3-3.対面型

複数のソファを向き合わせる置き方で、オフィスの応接室など、ビジネスの場によく見られる配置方法です。

相手と向き合って座る形になるため、やや格式ばった印象を与えます。そのため、くつろぐことを目的としたリビングにはあまり向いていないでしょう。一方で、接待や来客の機会が多い部屋の場合は、適度な緊張感を持たせることができます。

 

まとめ

ソファを置く前には、部屋の広さ・ソファのサイズ・ソファを設置する場所の近くにある家具のサイズをあらかじめチェックしましょう。ソファの置き方でおすすめのパターンとしては、コーナーに合わせる・壁や窓に向ける・部屋の真ん中に置く・フォーカルポイントに向けるなどが挙げられます。

1つの部屋に複数のソファを置く際は、L字型、U字型、対面型の置き方がおすすめです。ソファの置き方は、部屋の雰囲気やコミュニケーションに影響を与える要素となるため、慎重に検討しましょう。

コメントを残す