カウチソファとは、足を伸ばして横たわれるソファのことで、家でくつろぐ際におすすめしたい家具の1つです。カウチソファは、ロータイプやL字型タイプなど種類が豊富なため、購入に際して選び方で悩む人も少なくありません。
そこで今回は、カウチソファの魅力や選び方のポイント、おすすめの商品について紹介します。「カウチソファについて詳しく知りたい」「カウチソファの購入時に役立つ情報が欲しい」という人は、ぜひ参考にしてください。
1.カウチソファとは?
カウチソファとは、足を伸ばして横たわることができるソファです。「カウチ」という単語は、9〜14世紀に使われていた古いフランス語で「横たわる」ことを意味します。カウチソファの形状は厳密に定義されていないものの、背もたれに対して座面が広いものがほとんどです。
1-1.カウチソファの種類
カウチソファには、下記の4種類があります。
コンパクトタイプ | 設置場所に困ることなく座椅子感覚で置けるため、1人暮らしやリビングが狭い家に住んでいる人にもおすすめです。背もたれや肘掛けにリクライニング機能があると、複数人で座ることもできます。ほどよいサイズ感で、お手頃価格の商品も多いため、お試しで買うにはちょうどよいタイプと言えるでしょう。 |
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ロータイプ | 床から座面までの高さが20cmくらいのタイプです。ゆったりと足を伸ばしてくつろげるため、リラックスしたいときに重宝するでしょう。脚を取り外して通常タイプとロータイプを使い分けられるカウチソファもあります。 |
ハイバックタイプ | 背もたれが高く、体全体を預けてくつろげるのが魅力です。デザイン性が高い商品も多く、室内に置くだけでおしゃれな空間を演出してくれます。リクライニング機能があると、昼寝をする際にも便利です。 |
L字型タイプ | 汎用性が高く、使い勝手のよいタイプです。部屋の隅に設置できるため、スペースを有効活用しやすいという魅力があります。テーブルとの組み合わせもバッチリで、ゲストルームへの設置もおすすめです。 |
1-2.カウチソファとコーナーソファとの違い
カウチソファは、背もたれに対して座面が広く、足を伸ばしてくつろげる構造になっています。
一方、コーナーソファは、部屋の中央に向かって囲まれたソファのことです。カウチソファと同様にL字型をしていますが、背もたれが2面についています。コーナーソファのほうがサイズも大きく、値段も高い傾向です。
カウチソファと混同されがちなソファとして、オットマンやスツールがあります。オットマンとは、ソファとは独立した「足置き」のことで、足だけを乗せるために使われます。スツールとは、背もたれのない椅子のことで、テーブルとセットで使われたり、店のカウンター席で使われたりします。
2.カウチソファの魅力3つ
ここでは、カウチソファの魅力を3つ紹介します。「一般的なソファと比較してどのような点が優れているのか知りたい」「カウチソファの特徴を最大限に生かしたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
・大人数でものんびりくつろげる
カウチソファは座面が広く、大人数でものんびりくつろげるのが魅力です。スペースが広いため、ゆったりと座れるだけでなく、ソファの上に寝転がることもできます。
リクライニング機能があるカウチソファであれば、複数人で昼寝をすることも可能です。家族で暮らしている人や、家でとことんくつろぎたい人は、カウチソファが1つあると便利でしょう。
・部屋の空間を無駄なく使える
部屋の空間を無駄なく使える点もカウチソファの魅力です。特にL字型のカウチソファは部屋の隅に設置できるため、スペースを有効活用できます。
部屋の中央に物が密集していると、窮屈な印象になりかねません。カウチソファを部屋の隅に設置すると、スペースを無駄にせず空間を広々と使うことができます。
・オットマンやスツールはサイドテーブルとしても使える
オットマンやスツールは、足を乗せてくつろぐという本来の使い方以外にも、サイドテーブルとして使えます。お菓子や飲み物、テレビのリモコン、読みかけの本などを手の届く位置に置けるため、いちいち立ち上がって取りに行く手間がなくなります。
3.カウチソファの選び方とポイント
カウチソファを購入する際は、使用場所やソファのデザインだけでなく、使用する人数や使い勝手のよさなども考慮して選ぶことが大切です。買ってから後悔しないためにも、利用人数・素材・機能などきちんと検討しておきましょう。
ここでは、ソファ選びで押さえるべきポイントを3つ紹介します。
3-1.スペースや利用人数に合ったサイズを選ぶ
カウチソファを購入する際は、設置するスペースや利用人数に合ったサイズを選びましょう。カウチソファは座面が広い上にリクライニング機能がついているものも多いため、通常のソファよりも広い設置スペースが必要となります。
また、カウチソファの購入を検討する上では、利用人数も考慮しなければなりません。1人暮らしであればコンパクトタイプでも問題ありませんが、家族で暮らしている場合は大きめのサイズを選んでおくのが無難です。座面サイズは「1人あたり座面幅60cm」として計算すると、ぴったりのサイズが見つかるでしょう。
3-2.座り心地のよい生地・素材を選ぶ
カウチソファを選ぶときは、座り心地のよい生地・素材も考慮しましょう。カウチソファは毎日使う上に、一度買ったら2〜3年は使い続けるのが一般的です。
カウチソファのカバー素材は主に、ファブリック・本革・合皮の3種類があります。
ファブリック | 通気性がよく、やさしい肌触りが特徴。快適性を求める人におすすめ。 |
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本革 | 高級感があり、長く使うほど味が出る。存在感のあるソファが欲しい人におすすめ。 |
合皮 | 比較的安価で、水や汚れに強い。耐久性が高いソファが多い。 |
長く使うものだからこそ、生地・素材にはこだわりましょう。
3-3.機能が充実しているソファを選ぶ
カウチソファの機能面を重視するのも選び方の1つです。
背もたれにヘッドレストがついているものや、リクライニング機能があるものなど、さまざまな種類のカウチソファが販売されています。ヘッドレストとは枕のようなもので、リラックスした状態で映画を見たり、ソファで昼寝をしたりする際にあると便利です。
また、座面下部分に収納スペースがある「収納つきカウチソファ」も人気です。ソファとリビング収納が一体化することで、空間を無駄なく有効活用できるでしょう。
使用する人のライフスタイルによっても必要な機能は異なるため、家族で使う場合は機能が充実したソファを選ぶことをおすすめします。
4.【カウチソファ】おすすめ商品3選
ここでは、おすすめのカウチソファをご紹介します。いずれも人気の高い商品で、機能性・デザイン性ともに定評のあるカウチソファです。それぞれ異なる特徴・魅力があるため、利用人数や他のインテリアとの兼ね合いも含めてよく検討した上で、自分に合ったソファを選びましょう。
L字型タイプで、やさしい色合いのカウチソファです。ぬくもりを感じる天然木を使用した木肘デザインがおしゃれで、部屋に設置することで癒しの空間を演出してくれます。北欧系のインテリア雑貨が多い部屋だと、より自然に馴染むでしょう。
スツールやクッションを入れ替えることで自由にレイアウトできるため、部屋のスペースに合わせて柔軟に対応できる点も魅力の1つです。脚を取り外してロータイプとして使用することもできます。
出典:ソファ・ベッド通販 nuqmo【ヌクモ】「北欧ソファ カウチソファ FUNK【ファンク】」
おしゃれなデザインで、部屋のアクセントにもなるカウチソファです。座り心地は若干かためで、座ると少し沈み込みがあります。モスグリーン・ブラウン・ベージュの3カラーから選べるため、部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。
背もたれにデザイン性を持たせているのが特徴で、普通のソファとはまた違った雰囲気を求める人におすすめです。
出典:ベッド通販 nuqmo【ヌクモ】「北欧ソファ カウチソファ OLIVEA【オリヴィア】ミドルサイズ【沖縄・離島も送料無料】」
高品質ファブリックを特徴とした、ロータイプのカウチソファです。ハイセンスなデザインが魅力的で、部屋全体に高級感が漂います。座面高が低く、圧迫感がないのも特徴です。
他の商品と比較すると座面が広く作られており、ゆとりある構造である点も注目すべきところでしょう。ワイドな肘掛けやボルスタークッションなど機能面も充実しており、多様な使い方ができるのもポイントです。
出典:ソファ・ベッド通販 nuqmo【ヌクモ】「ロースタイルカウチソファ Roscoff【ロスコフ】【沖縄・離島も送料無料】」
まとめ
カウチソファとは足を伸ばして横たわれるソファのことで、大人数でくつろげる上に部屋の空間を無駄なく使えるという魅力があります。カウチソファを選ぶ際は、利用人数・素材・機能などに注目するとよいでしょう。
nuqmoでは、スタイリッシュなソファやベッドなどのモダン家具を販売しています。さまざまな種類のカウチソファも取りそろえており、お届けの際は全国送料無料です。自宅や会社などにソファが欲しい人は、ぜひご検討ください。